【その歯本当に抜く必要ありますか?】バンコクの歯医者を受診するときの注意点
タイバンコクの福森デンタルクリニックです。
バンコクの歯医者はすぐに抜歯診断すると聞きますが、本当でしょうか?
結論は「事実」です。
理由は簡単で、タイには抜歯基準があまり明確に定まっておらず、歯医者によって歯を残す可能性を十分に検討せず緩い基準で歯を抜く診断をすることが多いためです。
すぐ歯を抜く診断をする歯医者から自分の歯を守るためには、自分自身できちんとどの場合に抜歯になるのかということを理解する必要があります。下記に抜歯をするのがしょうがないケースを説明しますので、ご参考頂いたうえで自分が本当に歯を抜かなければならないケースに該当するかを知っていただき、歯医者選びに失敗しないようにしましょう!
① 虫歯が深い場合
虫歯が骨のラインよりも下まで進行している場合は、抜歯する必要があります。タイの歯医者に虫歯が原因で抜歯だと言われた場合は、「どこまで虫歯は進んでいますか?」と聞いてください。
② 歯根破折
歯の根っこの部分が折れている場合も、残念ながら抜歯となります。歯根破折が原因だと言われた場合は、「破折線はどこですか?」と聞いてください。ただ、タイの歯医者では破折があったらすぐ抜歯になる傾向がありますが、破折には「垂直的破折」と「水平的破折」の2種類があり、後者の水平的破折ならまだ歯を残せる可能性があります。また、垂直的破折でも歯根部分に破折線がない場合は歯の保存が可能な場合もあります。歯根破折といわれたからといって諦めないで、破折線がどのようになっているか確認するようにしましょう。
③ 歯周病がひどい場合
歯周病が重度に進行している場合も歯を残せません。具体的には、歯周ポケットの深さが6mm 以上の場合や、付着歯肉がない場合、歯の動揺が極度に激しい場合は歯を残すことができません。
歯周病が原因で抜歯といわれた場合は、ご自身で歯の動揺度や骨の溶け具合を必ずレントゲンで確認するようにしましょう。
④ 再根幹治療が困難な場合
再根幹治療は根幹治療と比較して非常に難易度が高く、治療をしたとしても完治しない場合があります。その場合は、歯の保存よりも抜歯をお勧めする場合があります。
他にも抜歯診断を受ける理由は複数ありますが、以上に挙げたものは抜歯となる典型的な代表例です。ご自身の歯を守るためにも、抜歯になる理由をきちんと理解した上で、上記に該当しない場合はセカンドオピニオンなどを通して本当に歯を抜く必要があるか確認していただくといいかと存じます。

